FX初心者が最初に知っておくべき5つの基本

FX初心者が最初に知っておくべき5つの基本

「FXって稼げるって聞くけど、何から始めればいいの?」

そんな不安を抱える初心者の方へ向けて、FXを始めるうえで知っておきたい基本知識を5つに分けてわかりやすく解説します。

まずは「FXとは何か?」というところから、一歩ずつ理解を深めていきましょう。

1. FXとは何か?その仕組みを理解する

FXの仕組みをノートにまとめる女性

FXとは「Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)」の略で、異なる国の通貨を売買して利益を狙う投資手法です。

たとえば「1ドル=150円」のときにドルを買い、その後「1ドル=155円」になったときに売れば、差額の5円が利益になります。

このように、通貨の価格変動を利用して利益を出すのがFXの基本です。

2. 通貨ペアとスプレッドの意味

通貨ペアとスプレッドを確認する画面

通貨ペアとは「円/ドル」や「ユーロ/ドル」など、2つの通貨の組み合わせのことです。

FXでは常に「買う通貨」と「売る通貨」のペアで取引します。

また、スプレッドとは、売買価格の差(買値(Ask)売値(Bid)の差)を指し、実質的な取引コストとなります。

3. レバレッジの利点とリスク

レバレッジの概念を学ぶ男性

レバレッジとは、少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みです。

たとえば10万円の資金で25倍のレバレッジをかければ、最大250万円分の取引が可能です。

ただし、利益が増える一方で、損失も同じ倍率で増えるため、リスク管理がとても重要です。

4. ロスカットとリスク管理の重要性

ロスカット設定をするトレーダー

ロスカットとは、損失が一定ラインを超えた際に自動で取引を終了させる安全装置です。

たとえば「証拠金の50%を下回ったら強制決済」など、損失の拡大を防ぐために必要な設定です。

また、自らも「この価格になったら必ず損切りする」というマイルールを決めておくことが長期的に勝つためのポイントです。

5. 実践前にデモトレードで慣れる

デモトレードをスマホで行う女性

まずはデモトレードを使って、リスクなしで取引の流れを体験してみましょう。

仮想のお金で、本番と同じ環境下で取引できるので、初心者にとって最適な練習手段です。

まとめ

FXは、正しい知識と準備があれば、リスクを抑えて効率よく利益を狙える投資です。

今回紹介した「仕組み・通貨ペア・レバレッジ・ロスカット・デモトレード」の5つをまず押さえ、少しずつステップアップしていきましょう。