FXとは?
FX(外国為替証拠金取引)は、異なる通貨を売買して差益を得る投資です。円・ドル・ユーロなどの価値は常に変動し、その変動を利益に変えます。株のように「企業の所有」を売買するのではなく、通貨ペア(例:USD/JPY)で取引します。
✅ 具体例:USD/JPYが150.00 → 150.50に上昇。
1万通貨の買いポジションなら+50pips ≒ 約5,000円の利益(1pips=約100円の目安)。
1万通貨の買いポジションなら+50pips ≒ 約5,000円の利益(1pips=約100円の目安)。
外国為替市場の仕組み
FXの舞台は、世界中の銀行・機関・個人が参加する分散型の巨大マーケットです。特定の取引所ではなく、24時間グローバルに価格が形成されます(平日のみ)。流動性が非常に高いため、注文が約定しやすいのが特徴です。
- 主な時間帯:東京/ロンドン/ニューヨーク
- 重複時間(ロンドン×NY)はボラティリティが上がりやすい
取引の基本の流れ
FXは「通貨ペア」で、買い(ロング)/売り(ショート)どちらからでも始められます。
- ドル円を買い:ドル高・円安で利益、ドル安・円高で損失
- ドル円を売り:ドル安・円高で利益、ドル高・円安で損失
❌ 初心者の注意:
エントリー前に損切り(SL)と利確(TP)を必ず決める。
「なんとなく上がりそう」で建てると、想定外の逆行で損失が拡大しやすい。
エントリー前に損切り(SL)と利確(TP)を必ず決める。
「なんとなく上がりそう」で建てると、想定外の逆行で損失が拡大しやすい。
株や仮想通貨との違い
- 対象: 株=企業の持分/FX=通貨ペア(国同士の相対価値)
- 時間: 株=取引所の開場時間のみ/FX=平日24時間
- 売りから: 株は信用取引が必要な場合が多い/FXは標準で売りからOK
- 規模・流動性: 仮想通貨よりも総じて大きく、約定しやすい
FXの魅力と注意点
魅力: 少額から始めやすく(1,000通貨など)、平日24時間の柔軟性、下落相場でも売りで狙える。
注意: レバレッジで損益は拡大。1回のリスク=口座の1〜2%に固定し、サイズ(ロット)を計算式で決める。
✅ ロット計算の目安(USD/JPY):
ロット =(口座残高 × 許容リスク1〜2%)÷ 損切幅(pips)÷ 100
例)残高10万円・損切50pips・リスク2% → 10万×0.02÷50÷100 = 0.04ロット
ロット =(口座残高 × 許容リスク1〜2%)÷ 損切幅(pips)÷ 100
例)残高10万円・損切50pips・リスク2% → 10万×0.02÷50÷100 = 0.04ロット
まとめ
FXは通貨同士の売買。株より柔軟で、平日24時間・売りからもOKという自由度が魅力です。いきなり大きく張らず、小ロット+SL/TPの徹底で、まずは「負けにくい型」を作るのが近道です。