MACDとは?初心者でもわかる見方と活用法

インジケーター活用術

MACDとは?初心者でもわかる見方と活用法

「MACDって線が2本あってよく分からない…」
そんな初心者に向けて、基本の構造・見方・エントリーへの活用法を丁寧に解説します。

1. MACDの基本構造

MACDは「移動平均線」を応用したインジケーターで、以下の3つで構成されます:

  • MACDライン: 短期EMA − 長期EMA
  • シグナルライン: MACDラインの移動平均
  • ヒストグラム: 両者の差を棒グラフ化
イメージ:
・MACDライン=勢いそのもの
・シグナルライン=平均的な勢い
・ヒストグラム=両者の差(加速 or 減速)

2. 基本的な見方

  • ゴールデンクロス: MACDラインがシグナルを上抜け → 上昇トレンドの初動
  • デッドクロス: MACDラインがシグナルを下抜け → 下降トレンドの初動
  • ゼロライン基準: 0より上なら上昇優勢、下なら下降優勢

3. 実戦での使い方

例:USD/JPY 1時間足

  • MACDがゼロライン上でゴールデンクロス → 押し目買いサイン
  • MACDがゼロライン下でデッドクロス → 戻り売りサイン
  • ヒストグラムが縮小 → トレンドの勢いが弱まるサイン
注意: クロス直後はだましも多い。必ず上位足のトレンド方向を確認してから使う。

4. よくある誤解と対策

  • クロスだけでエントリー → 必ずトレンド方向と合わせる
  • 5分足だけで判断 → 1時間足や日足と組み合わせる
  • ヒストグラムの減少を無視 → 利確タイミングを逃さない

5. 今日のまとめ

  • MACD=勢いとトレンドを同時に見る道具
  • クロス+ゼロライン+上位足で精度を上げる
  • ヒストグラムの変化で利確タイミングを探る

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